子どものスキー検定(級別/バッジテスト)について

級別テスト(通称バッジテスト、大人の検定)についてです。子どもにとって適当な受検級と合格の目安を書いてみます。

個人的な感覚なのであくまでも目安です。また開催スキー学校によっても差があります。一般に同じ級でも、新潟・長野のスキースクールの常設の検定/それ以外の地域のスキースクール/スキー学校主催のツアーなどの検定/クラブ検定や学校のスキー教室などで行う検定 の順に難度が低くなっていきます。

未就学児 低学年 中学年 高学年
無理です 2級取得 レースでコンスタントに優勝がねらえる 2級取得 レースでコンスタントに上位入賞がねらえる 2級取得 レースで上位入賞がねらえる
Jr1級取得&レースでコンスタントに優勝がねらえる
ほぼ無理です
Jr1級取得&3級取得 スピードにかなり強く、どこでもパラレル小回りで滑れる or レースでコンスタントに上位入賞がねらえる Jr1級取得&3級取得 スピードに強く、どこでもパラレル小回りで滑れる or レースでコンスタントに入賞がねらえる Jr1級取得&3級取得 スピードに強く、どこでもパラレル小回りで滑れる or レースで入賞がねらえる
受検資格無し 4級取得/どこでもパラレルで滑れる/Jr2級取得 中斜面で安定してパラレル小回りが出来るor低学年でJr1級取得 
受検資格無し 5級取得orパラレルもどきが出来る/Jr3級取得 中級コースが滑れる
受検資格無し スキーを始めて、自力でリフトに乗れるようになった/Jr4or5級取得 初級コースが滑れる

赤字は受検/目標とするのに適当なレベル。黒字は合格の可能性があるレベル。

一般論ですが、4,5級は奨励級なのでよほどひどくなければ受かります。3級になるとある程度のレベル以上でないと受からなくなります。2級は、子どもであろうと何であろうと規定のレベルでなければ合格できません。

これは2級合格に1級の受検資格が付いてくることによります。1級受検者で明らかにレベルに達していない人がいる場合、通常検定員はどこで2級を取ったかを確認します。ある意味2級を合格させたスクール&検定員の名誉がかかっています。スキースクールの検定が厳しいのはこの為です。同様に良識ある検定員であれば、3級(あるいはJr1,2級)に合格すると次は2級だな/しばらく練習すれば2級を受けられるレベルを合格の目安とすると言ったことも言えます。

                       2007.1.23追加
戻る ホームメール